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入れ歯が壊れた場合の対処法

入れ歯が壊れると、食事がしにくくなったり、見た目が悪くなって困ってしまいます。「作り直すと何週間もかかるのでは・・」と憂鬱な気分になってしまう人もいるかもしれませんが、実は入れ歯の破損は修理ができることが多いのです。中にはその日のうちに修理が終わる場合もあります。今回は入れ歯が壊れた場合別の対処法や治療法にはどのようなものがあるのかを見ていきましょう。

目次

入れ歯が壊れた!場合別の対処・治療法

入れ歯が壊れるパターンで多いものとして次のようなものが挙げられます。

  1. 人工歯が外れた
  2. 2.入れ歯に亀裂が入った
  3. 入れ歯が割れた
  4. 入れ歯の金具が折れた

いずれの場合でも、なるべく早めに歯医者に持参し、診てもらいましょう。それぞれのケースについての保険の入れ歯における対処・治療法は次の通りです。

1.人工歯が外れた

人工歯が外れるトラブルは前歯に起こることがほとんどです。見た目に直結するため、一刻も早く歯医者に持って行きましょう。取れた人工歯が残っていれば、当日くっつけ直し、原因となっている噛み合わせの調整をします。人工歯をなくしてしまった場合でも、歯医者には様々な色調や形の人工歯が常備されていますので、自分の歯に合ったものを選んでくっつけることが可能です。

2.入れ歯に亀裂が入った

亀裂が入っただけでは特に不具合を感じないかもしれませんが、亀裂はいずれ広がり、放置すると入れ歯が割れてしまいます。
そのため、なるべく早めに亀裂の部分を修理します。噛み合わせが問題となっている場合が多いため、必要に応じて噛み合わせの調整も行います。修理はその日に終わらせることが可能です。

3.入れ歯が割れた

入れ歯が真っ二つに割れても当日に修理することが可能です。割れにくいようにするために金属の補強線を埋め込む場合もあります。よりきれいに修理をするためには数日預かる場合もあります。

4.入れ歯の金具が折れた

この場合は金具を新しく作って金具の交換が必要になります。そのため、型取りをして、およそ1週間後に金具の付け替えをします。

※自費の入れ歯ではこのような修理ができない場合もあります。入れ歯の種類によっても異なりますが、ケースバイケースですので、いずれにしても早めに歯医者で診てもらいましょう。

入れ歯が壊れた時にしてはいけないこと

入れ歯が壊れると、早くどうにかしたい、という気持ちから、自分でなんとかしたくなるかもしれません。しかし、絶対にしてはいけないことがあります。それはアロンアルファなどの瞬間接着剤でくっつけてしまうことです。

くっつけるのは簡単そうに感じるかもしれませんが、実は元の位置に戻すためには細心の注意が必要です。ほんのちょっとずれてくっつけた場合でも、噛み合わせが大きく変わってしまったり、口の中に入れられなくなってしまったりします。

また、アロンアルファでくっつけて仮にお口にはめられたとしても、アロンアルファは口の中で溶け出しますのですぐに取れてしまいます。それで何度も付け直しをしているうちに、入れ歯の正しい位置がわからなくなってしまい、修理ができなくなることもありますので、絶対に自分でくっつけず、そのまま歯医者に持って行きましょう。

まとめ

保険の入れ歯は修理できることが多いですが、一度割れたところは構造が弱くなってしまっていますので、同じ場所で壊れることがよくあります。何度も繰り返す場合には作り直すことを考えたほうが良いでしょう。

また、入れ歯が割れる原因には噛み合わせの力が大きく関わっていることが多いものです。
よく噛める、という証拠だとも言えますが、噛み合わせの調整をしてもどうしても割れてしまう場合には、保険のプラスチック製の入れ歯でなく、頑丈な金属でできている金属床の入れ歯を使うことをおすすめします。

カテゴリー:入れ歯ブログ  投稿日:2017年3月20日